生徒会長が私を好きな理由
後夜祭の告白
「次はいつ学校行事あるわけー?しばらくなくない?」
「卒業式とか?」
「じゃあ来年までコスプレ出来ないの!?それはツライー」
放課後。泉と由愛と海音も交えて教室で喋っていると、4人で文化祭が終わって余韻に浸っていた。最近は海音もこのメンバーと一緒に行動する事が増え親友が増えた。
「亜香莉。そろそろ行くぞ」
するとタキシード姿のままの悠生が近づいてきて私の肩を叩く。私は友達に冷やかされながら悠生と学校を出ると、門の前にローズさんが乗る車が止まっていて私達は車に乗り込んだ。
「時間は大丈夫か?」
車が走り出すと悠生は付けている蝶ネクタイを外して、ローズさんに声をかけた。
「ええ。向こうに行ってから着替える時間もあるし、坊ちゃんが言ってたアレもちゃんと用意してありますよ」
「ありがとう」
2人の会話のアレが気になった私だが、これから白学の後夜祭ということもありそっちに意識がいっているせいなのか突っ込む事が出来なかった。
パーティーなんて緊張するな…しかも白学だから余計に。もう行くことなんてないと思ってたのにこんな短期間でまた行くことになるなんて…
またあの学校の生徒達に何かされないか心配だけど、悠生と一緒なら怖くないかも…
「着いたわよ」
白学に着いた頃にはもう夕日は落ちかけていて、門の辺りには高級車がたくさん止まっていた。私と悠生が先に車から降る。
「ちょっとあんた!」
「え?」
「卒業式とか?」
「じゃあ来年までコスプレ出来ないの!?それはツライー」
放課後。泉と由愛と海音も交えて教室で喋っていると、4人で文化祭が終わって余韻に浸っていた。最近は海音もこのメンバーと一緒に行動する事が増え親友が増えた。
「亜香莉。そろそろ行くぞ」
するとタキシード姿のままの悠生が近づいてきて私の肩を叩く。私は友達に冷やかされながら悠生と学校を出ると、門の前にローズさんが乗る車が止まっていて私達は車に乗り込んだ。
「時間は大丈夫か?」
車が走り出すと悠生は付けている蝶ネクタイを外して、ローズさんに声をかけた。
「ええ。向こうに行ってから着替える時間もあるし、坊ちゃんが言ってたアレもちゃんと用意してありますよ」
「ありがとう」
2人の会話のアレが気になった私だが、これから白学の後夜祭ということもありそっちに意識がいっているせいなのか突っ込む事が出来なかった。
パーティーなんて緊張するな…しかも白学だから余計に。もう行くことなんてないと思ってたのにこんな短期間でまた行くことになるなんて…
またあの学校の生徒達に何かされないか心配だけど、悠生と一緒なら怖くないかも…
「着いたわよ」
白学に着いた頃にはもう夕日は落ちかけていて、門の辺りには高級車がたくさん止まっていた。私と悠生が先に車から降る。
「ちょっとあんた!」
「え?」