生徒会長が私を好きな理由
眉を下げて口をつぼめて言うお母さんは、まるで学生の時クラスには必ずいるおせっかいな友達みたいでとても可愛らしく見えた。
「はい出来た。髪おろしてるのもいいけどアップもとても可愛いわね!あ、そうだ…これ私からのプレゼント」
お母さんは側にいた付き人らしき人から白い箱を受け取ると、私に「はい」と差し出して来た。不思議に思いながら開けると、そこにはキラキラと輝くヘアチェーンが入っていた。
「これって…」
「ふふ、私からのプレゼント♪ご挨拶の印よ。それに今日のドレスにとっても似合うもの」
お母さんが指差した先は更衣室スペースになっているところで、メイドさんがカーテンを引くとそこには白くて可愛らしいドレスが現れた。
「うわぁ…」
「いいでしょ?あのドレスは悠生が選んだのよ」
「え…」
驚く私を見て、お母さんは私の肩に後ろから手を添えて壁にかかっているドレスを一緒に眺める。
「悠生がうちのメイドにね…これが一番亜香莉に似合いそうだって言ったんですって。あの悠生がそんな事言うなんてビックリよ…」
もしそれが本当だとするなら死ぬほど嬉しかったけど、お母さんの前だということもありにやけそうになる顔を必死で抑える。
「さぁ早く支度して悠生のところに行ってあげて。あの子時間にはうるさいから」
「はい」
「あとさっきも言ったけど2人きりになったらできるだけ盛り上げてね~♪」
「はい出来た。髪おろしてるのもいいけどアップもとても可愛いわね!あ、そうだ…これ私からのプレゼント」
お母さんは側にいた付き人らしき人から白い箱を受け取ると、私に「はい」と差し出して来た。不思議に思いながら開けると、そこにはキラキラと輝くヘアチェーンが入っていた。
「これって…」
「ふふ、私からのプレゼント♪ご挨拶の印よ。それに今日のドレスにとっても似合うもの」
お母さんが指差した先は更衣室スペースになっているところで、メイドさんがカーテンを引くとそこには白くて可愛らしいドレスが現れた。
「うわぁ…」
「いいでしょ?あのドレスは悠生が選んだのよ」
「え…」
驚く私を見て、お母さんは私の肩に後ろから手を添えて壁にかかっているドレスを一緒に眺める。
「悠生がうちのメイドにね…これが一番亜香莉に似合いそうだって言ったんですって。あの悠生がそんな事言うなんてビックリよ…」
もしそれが本当だとするなら死ぬほど嬉しかったけど、お母さんの前だということもありにやけそうになる顔を必死で抑える。
「さぁ早く支度して悠生のところに行ってあげて。あの子時間にはうるさいから」
「はい」
「あとさっきも言ったけど2人きりになったらできるだけ盛り上げてね~♪」