まだあなたには見えてない
ちらちら動く窓の近くの光のようなものが
私のところにきてしまいそうで
ふいに?目を閉じた。
足音がきこえる。きっときっとちがう……
彼は来ない。
私はご飯をかたづけて席をたった。
たぶんまだ、私は涼しいなんてとてもおもえない……
「待ってよ!」
クラスメートの声が
なんどかきこえている。
「先輩はお前が」
「お前は悪いとは言ってないだろう!?」
「はやく、いけよ……」
周りの女子と、
読めない空気中の照らされた光は
きっと蛍光灯だから…人工的だよね…
心のこえに従いたいの。ごめん。いまは、
彼のところには行けませんから……。