まだあなたには見えてない
こんなときも笑えるのは
どうしてだろうか……
「わたし、おとなになったら、死んじゃうのかな……」
「ははっ、しらねーし。でも」
「うん…」
「俺はいつでも、変わらないお前が……」
最後まできこえなかったのは……
言わせられない程に
私を呼ぶ。
「ばいばい、ゆうちゃん、えりなには……秘密ね。」
うんごめん……ごめんなさい……
あの子が…えりなちゃんというの……ね?
いま、きづいた。。
「待ってよ先輩!」
「私にはまだいいたいことが……」
先輩…
「待てないよ。だって俺男だもん。追いかけられるの、嫌いだし」
「じゃあ」
「いまから嘘つくけど俺のこと…好き?」
「え…」
「すきなひと…誰?」
「あたしはねぇ……いろんなことが思い出と物語になるなんて、いやだよ!!」
「へぇ」
「……」
「嘘つきは好きだよ」
バイバイしたい
秋と冬