初恋リターン
合格のチケットを手に入れて
「結果がダメでも気を落とさないでね!!
もしもの事があれば、お爺ちゃんの所に行くって手もあるんだからね」



母は心配そうに私の手を握って言った。



「大丈夫だって。気は落としませんから!ってかお母さんは私が落ちる事を密かに願ってるでしょ」


「そっそんな事ありません!まぁ、子供は手元に起きたいけど」


((嘘つけ昨日確かにお爺ちゃんとの会話聞いたんだから))



時計は9時半を指す



「あっ、電車乗り遅れる!!行ってきます」




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