--- 無関心lovers ---
~Ruri side~
♪キーンコーンカーンコーン
「あきら!まこと!おはよー」
「おはようってあんたねぇ……」
「おー瑠璃おはよーっす」
このふたりは私の親友達
「あんたは全く…もう少し急ぎなさいよ
ね…もう2時間目始まるわよ。」
✽.。五条 明 ~ Gozyou Akira ~✽.。
「いいじゃん笑 そこが瑠璃のいいとこだ
って」
✽*。相馬 真琴 ~ Souma Makoto ~✽.。
「真琴は瑠璃に甘すぎよ!!」
明はいわゆるクールビューティーな女の
子
しっかり者でいつも私の面倒を見てくれ
る
でも意外と乙女なの笑
だから名前が男っぽいの気にしてるみた
い
「えーでも俺、瑠璃が普通の子だったら
嫌だなぁー笑」
真琴は見た目おちゃめで可愛めな男の子
ノリが良くていつも私とふざけて遊んで
くれる
でもいざというときは頼りになるよ
真琴も名前が女っぽいの気にしてるみたい
二人揃って気にしてるけど、
私は2人の名前好きなんだぁー
入学してすぐの席替えで明が前の席、
真琴が隣の席になってから3人で過ごす
ことが多くなった
「だってねー!?7時だと思って起きたら
8時だったんだもーん」
「急げば間に合うでしょ!?」
「波瑠のパンケーキが美味しくって♡」
「いいなぁー!波瑠君のパンケーキ。
瑠璃はほんといい弟持ったよねぇ…
今日もメール来てたし笑」
「波瑠君凄いわよねぇ…家事全般完璧
で、運動も勉強も出来て、優しい。極
めつけはイケメン!!」
「そんなに褒めなくてもぉ〜照」
「なんであんたが照れるの…
ていうか、そんなんじゃいつまでたって
も彼氏できないわよー」
「うっ……いいもーん。」
「お二人さーん。そろそろ2時間目始
まるよー!」
真琴に言われて急いで準備をして、
授業が始まった。
国語の授業は退屈でさっきの会話を
思い返していた。
彼氏かぁ…
うーん…別に凄い欲しいとは思わないけ
ど彼氏がいる友達はいつも楽しそう。
そんな幸せな恋ならしてみたいなぁ…
なぁーんてねー