閉ざされた王国

ライト「ほらよ」

マリン「あら、悪魔のクセにちゃんと返してくれるのね」

ライト「なんなら、このままつれ去ってあげてもいいんだけどな」

マリン「な、そんなのお断りよ!」

ライト「まったくお姫様は厳しいなーww乱暴だし怒りっぽいし」

マリン「誰が乱暴で怒りっぽいですって!」

ライト「早速怒ってるじゃねーかよ」



遠くから声が聞こえた.........


カロン「マリンっ!!どこに行ったんだ.........マリン」



え...カロンっ


ライト「ほら行けよ。王子様が待ってるぞ?」

マリン「余計なお世話よ!さっさと帰ってよね」

そう言って私は歩き出した...

まったくせっかくのお誕生日会なのに
こんなやつのせいで
台無しよ
何年ぶりかに
外に出れたというのに.........


カロン「あっマリン!」

マリン「カロン...」

カロン「お怪我は!?」

マリン「いえ、大丈夫よ」

カロン「申し訳ありませんでした。私がついておりながらこんなこと...もう一度修行に...」

マリン「えっいいのよ、修行なんて行ったら......」


いったら.........


マリン「また...一人になっちゃうじゃない」
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