閉ざされた王国

どうしよう......

なんだろ


この


きもち



カロン「マリン.........」

カロンの手がそっと私の頬に触れた

カロン「私が必ず.........命にかえてでもマリン...姫を守ります!!」

マリン「カロ......ン」

カロン「ですから...もう泣いてもいいんですよ。母上のように強くなくても、私の前では本当の自分を見せてください。あなたの支えになりたいのです。」


なにそれ............

カロン


ほんとあなたって


マリン「ずるい......よ」

そう

ほんと

ずるい

マリン「私が.........っ...泣くわけ...ないじゃない」

思ったこと...本音が言えない私の瞳には涙が溢れていた


そして


カロンが言った...


カロン「ええ、そうでしたね...!」
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