閉ざされた王国
カロン「マリン姫、お久しぶりです。」
マリン「カ...カロン」
カロン「覚えててもらい光栄です!」
そこにいたのは
私の幼なじみの
カロンだった。
カロンは優秀な騎士で私を守るために
八年前に修行に出たはず...
マリン「なんで...カロンが?」
カロン「マリン姫をやっと守れるようになりましたので...」
マリン「っていうか...あなたどうしたの?」
カロン「ぶはっ!やっぱむりー。こんなん俺のキャラじゃねーっての!」
マリン「もうっやっぱり変だと思ったら...」
カロン「久しぶりに会えて嬉しい?」
マリン「嬉しくない......わけないでしょう」
カロン「まったく...素直に嬉しいって言えばいいのに」
マリン「八年なんて長いわよ...もう帰ってこないかと思っ...!」
カロン「マリンを守れるように...強くなりたかった。もう昔の気弱な俺じゃない。マリンを好きな気持ちも変わってない。」
マリン「もう...い...いきなり...抱きしめるとか...っ」
顔が赤くなってるのバレてるかも