好きっていうまでは

「あー。恥ずかしかった。」

「いや、結構面白かったぞ?」

「もー!からかわないで」


水族館の外に出ると、もう暗くなってた。

腕時計を見ると、もう5時。

あれ?もう?早いなぁ。


「てかさ、彩華コンタクトやめたの?

海のときはコンタクトだったのに」

そういえば、まだ家にたくさんコンタクトが残ってる。

「またつけてきてよ!可愛いから!」

「いや。いいよ。メガネでも特に困ってないし」

「えー?絶対コンタクトの方がいいよ〜

あ。それよりさ、ご飯どうする?」

「どうするって?」

「この辺で食べて帰る?」

まぁ、それもたまには…いいのかな?


「うん」
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