好きっていうまでは
「じゃ。次だね。」
「え?次って?」
「彩華は、神木が好きなんでしょ?」
「う、うん。」
「ならさ、相原とのけじめつけなきゃ。
幼なじみで居たいんでしょ?相原とは」
奈央には全部わかっちゃうのかな?
「早くしないと、ダメだよ?長引かせたらダメ。わかった?」
「うん。頑張る。
また明日ね」
私は奈央と別れて、下駄箱で人を待った。
「待たせたな」
「陽輝」
陽輝は部活の前に会って話がしたいとお願いした。
無茶なのはわかってたのだけど。