好きっていうまでは
俺を信じろ
「そんな気にすることないよ〜」
「でもさ…美佳ちゃん可愛いし」
私は、奈央と久々に会ってクリスマスパーティーの話をしていた。
「可愛いからとか、そんなんで神木が彩華から離れるなんて
ないと思うけどなあたしは」
その言葉を信じるしかないよね。
私は家に帰り、冬休みの宿題を終わらせた。
携帯を見ると、いくつかメールが来てた。
全部、神木くんだ。
Form神木くん
『家に行っていい?』
Form神木くん
『話したい』
Form神木くん
『好き』
神木くんは短いメールを送ってきた。
なんとなく、私は神木くんにメールじゃなくて電話をした。