好きっていうまでは
「あー!今、もう一回って顔してたー!」
「してないっ!か、帰ろっ。」
「家帰っても、寂しくないの?」
少し、黙ってしまった。
「前までは、寂しかったけど。
今は、全然寂しくないよっ!
神木くんもいるし、奈央も、陽輝もいるから。」
「そっか。ならいいけど。」
私たちは、階段を下りて、帰った。
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみの、ちゅーは?」
「…ない。」
「えぇー?あんなに綺麗な欲しみせたのになぁー。おかしいなぁー」
「わ、わかったよ。」
私は、頬にキスをした。
「また、ほっぺたか。まっ、いっか!
じゃ、おやすみ〜」
そう言って、神木くんは私の唇にキスして、帰った。
ドキドキしすぎて、私、寝れないかも…。