好きっていうまでは
「着る人特定するから、とりあえず待って!じゃ」

やった!特定ってことは、私着なくて済むんじゃん!

「ええ。特定なんだ〜」

奈央は残念そう。


「森は無理だろ。似合わない。

まず、その身長に合うのがない。」

陽輝が奈央にイヤミを。


「うるさい!陽輝も執事の服似合わないでしょ」

「なんだなんだ?2人ともやけに仲いいと思ったら、

付き合ってたのか!」

神木くんの言葉に驚きを隠せなかった。


「はい?勘違いよしてよ。私と相原は付き合ってないから。

あたしには、秋がいるから」

「ほんとだよ。森と付き合える気力俺にはねーから。」

陽輝は、自分のこめかみをサッと触る。

この仕草…嘘つきの合図だよ。

ずっと一緒にいるんだから。お見通し。



「よーし!じゃ、わかれて材料買おう!

私は彩華とでー…「俺、彩華と行くから、森と陽輝な。じゃ」

神木くんは強引に、私を引っ張る。

奈央と陽輝は、自然と2人になったけど…



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