好きっていうまでは

「なーんだ。元気じゃん。」

「え?」

「なんか、悩んでる感じだったからさ?」

神木くんに、心配かけてたのかな?

でも、心配してくれてたんだ…

「ありがとうっ。じゃ、レース柄にしよ。」

「はぁー?俺が勝ったのにぃー?」

「間をとって、レース柄っ!」

私はレース柄の生地をカゴに入れた。



「奈央たちもう買い終わってるかな?」

「さぁ?」


私たちは会計を済ませた。


「彩華たちも終わったんだー。こっちも終わったよー」

「じゃ学校に帰らないとね。」


私たちは、買った材料を学校において帰った。


「じゃ、神木くん。また明日ね」
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