好きっていうまでは
駅の商店街で買い物しに来た。
ま、ここでチラチラと俺は彩華にあげるクリスマスプレゼント決めてんだけどね。
「あーー!クリスティ?!」
急に大きな声で彩華は言う。
彩華の目の前に俺と同じくらいの身長の外国人。
髪の毛が金髪で、目は青い。
「彩華?また会えてウレシイ。そっちの方は?」
「あ。この人は、私の彼氏の…」
「神木るいだ」
彩華に紹介される前に、俺が名乗った。
「あなたが。彩華のボーイフレンド。ふふん。ナルホド。
あ。ボクはクリスティだ。クリスティって呼んでくれ。るい。」
「ああ。」
なんだこいつ。俺のことをジロジロ見る。