好きっていうまでは
愛すべき人
好きと言えないままに
まだ…話しかけられない。
もう、心は決まっているのに…。
でも言わないとだめだよ。けじめつけないと。
「私…ごめんなさいっ。気持ちには応えられない」
「わかった。ありがとう。諦めるよ」
私は目の前にいる、青い目の男。
クリスティに付き合うのは無理だと言った。
私にはるいがいるから。
いるからじゃない。好きだから。
ふとした瞬間にるいを考え、思ってる。
私は、すぐに謝りたくて。
でも、るいの家…どこにあるかわすれちゃった。
こんなときに忘れるなんて…