好きっていうまでは

一生愛し続ける

【side るい】

んん…、ここどこだ?

目を開けると真っ白な場所に1人だけ寝そべってた。


あぁ、俺鉄骨落ちてきて。

天国か?まさか、天国にきたか。


そういえば俺、彩華の顔も見ずに死んだな。

それから、好きって言葉も聞けなかった。


なんだ、最悪な死に方だよな。

好きなやつの顔も見れないまま…



『神木くんっ』

後ろから彩華の声が不意に聞こえた。

振り向くとまだメガネかけてた時の彩華が居た。

『こっちだよ。まだ間に合うよ。』

今度は前から声がした。

彩華は、走ってどこかえ行く。

『るいも早く来て。』

俺は彩華の行く方についていく。

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