好きっていうまでは
下駄箱前まで来ると、足が痛み始めた。
その場にしゃがんで、足首を見た。
今までこんなに腫れたことないくらい腫れてた。
「あれ?彩華?なにやってんだ?」
陽輝の声っ。やばい、バレないようにしなくちゃ!
急に立ち上がった私は馬鹿なの!?
痛みを耐えきれず、しゃがんでしまう。
「彩華?!大丈夫か?」
「う、うん」
「足…どうした、これ。」
「だ、大丈夫!明日は走るよ」
「無理言うなよ…彩華の足が悪化「それでも走る。」