好きっていうまでは
「好かれるのは、彩華がすごく可愛くて、

すごく惹かれる部分があるからなんだよ!

彩華は、もっと自信もっていいと思う!」

「ありがとう。」


奈央は、ニコニコしながらまたお弁当を食べ始めた。


午後の部が始まる頃、私と奈央はまたクラス別の席で別れた。

もうすぐリレー。

緊張してきた。


『それでは、最後の種目です。色別リレーです!』

学級のリレーは元々私がやるはずだった。

色別のリレーの子が、委員会とかの仕事の関係で、

出れなくなってしまい、急遽種目を交換することになった。


だから、私は色別リレーにでなくてはならない。

「芝ちゃん頑張ろうね」

神木くんは、ウィンクをしてきた。

私は、反応の使用がないので、見てない振りをしておいた。


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