好きっていうまでは
「彩華が羨ましいよー。清楚な服、あたし似合わないからさぁ。
でも女の子って言ったらさ、やっぱり清楚な感じに憧れるんだよねー」
「そうなの?」
「そうそう!」
私たちは、カフェでひと休みしていた。
「あー、ついに明日だね!楽しみぃー!」
「うん。私、何年ぶりに海に行くかわからない!」
「そんなに?いつでも言ってよ!一緒に行くから!」
「うん!」
奈央は本当に、私の心をほんわかさせる。