好きっていうまでは

「ん。もう7時40分だ。そろそろ行くぞ」

「うん」


私と陽輝が駅についた頃、奈央と神木くんも駅にいた。

「奈央、可愛い!」

「ありがと!じゃー揃ったし行こっか」


私たちは電車に30分くらい乗って降りた。

改札を出ると、少し海の匂いがした。


駅から10分くらい歩いたところに綺麗な海があった。

「んー!ついたぁー!」


男女分かれて、着替えに行く。

「やっぱ、ちょっと大きかったかな。」

奈央は、少し胸を気にしながら着替えていた。

「そういえば、彩華コンタクトは?」

「持ってきました。なんかまだ心の準備が。」

「なにそれー!早くつけなよ!待ってるから」

「う、うん。」
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