「hello」、「byebye」
出会い
それは桜が満ちいた季節、春。
わたしは当然まだ子供だった。
友達と遊びまくっていて、時間があったらいっつも、どこかえ行っちゃう中学生。
「あのさーそろそろもう時間じゃね?もう7時過ぎだし。」
それはわたしの親友、美佳からの言葉。
美佳はすごいかわいいのに言葉が男の子みたいな女の子。美佳は裏がないからみんなに人気だった。
「えーーもうちょっと遊ぼーよーーまだ7時なんだし」
それに対してわたしは美佳に甘える。
「えー・・・あーはいはい。わかりましたー」
美佳は取り出したケータイをいじりながら言った。やっぱりかなわない。
「へへっ、ありがとー美佳ぁ~ダイスキィ~」
すぐに美佳に抱きつくわたしに対して、美佳は笑顔で
「顔キモいよ近寄るなぁ~」
って言って避け始めた。
それでわたしたちは随分じゃれあってた。
やっぱり、わたし、美佳が一番好き!