いつかまた君たちと




そんな...簡単に...死なない...よね?



そっとりゅうせいの部屋を覗く



りゅうせいのお母さんが泣いている



いつも強くて優しくて面白いりゅうせいのお父さんが泣いている


そのとき思ったりゅうせいは...死んだ...って。



足ががくがくふるえる


たいようは脱力してその場にぺたんと座る


そらはもうこれ以上ないんじゃないかってくらい唇が紫色になっている


ほしなんて顔が青ざめて壁にもたれて目の部分を覆っている



私はもう限界でそこに座ってしまった

「りゅうせい死んじゃった?」



声も震えてかすれてる



「りゅ、りゅうせいは...死んでないよ...ね?また一緒に遊ぶって...言った。元気になるって...言った...よね?」



やばいもう限界



「りゅ、りゅうせいーーーーーーー!死んじゃいやーーーーーーーーー!」
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