さよならリミットブルー
Prologue
鮮やかに色づいていた世界が一瞬にして色を失ったとき、わたしは何を想うだろう。
全てを拒むキミの心に触れたら、簡単に壊れてしまいそうで怖かった。
それでも、
孤独を抱えて生きるキミをひとりにすることはできなくて。
ずっと側に居たいと強く願った。
あの日、あの時、あの瞬間。
共に過ごした時間はかけがえのない宝物。
キミに恋をした日々だって、
ーーーー今はただ、愛しい。
《さよならリミットブルー》
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