キミ依存症



彼の瞳に私が映っているとわかるくらい、彼の顔が近くにあると気づいたときにはもう遅かった。



私たちは唇と唇を重ねていた。


彼の体温が高いことと、柔らかい唇の感触だけは覚えている。






これが私の、ファーストキスだった。


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