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私と兄 verルア
あたしはいま大人気のスイーツ店゙ベリー×ハニー"
にいる。さっきの出来事でのイライラを消費させるためだ。

「あーもー、なんだってあのくそ兄貴とあっちゃうのよ!せっかくの休日にさー!」

あたしは人気アイドルで、休みが全くない。だから、こうやってゆっくり過ごす休日は久々なのだ。
変装だって今回はバッチリ!黒のサングラスに、黒のニット帽、マスクに黒のジャケット!絶対にばれるまい…!

「君!」

やばっ!ばれ…

「ちょっと来てもらおうか。」

!?
警察ぅー!??な、なな!なんでよぉー!

「人違いですぅー!!あたし、アイドルやってて、変装してきてるなんて!絶対にいいませんー!」

「へ?アイドル?それにこの声!」

ギャーー!!!な、なんでばれたのー!?←バカ

さっきいたところよりちょっと先を歩いているセト

「…そういや、あいつなんであんな格好してたんだ?」

場面は戻り、交差点を曲がって、いつも通っている団子屋の前を走りすぎて、さっきの場所まで走ってきた。

「やばい、なんなのこの人の多さ!もー!どうしよぉ!わぁーーーん!」

ゴォォー!!電車が通る方を眺めると、あたしはまたな
にかを思い出してしまう…。

「…お母さん…。」

涙がこぼれ落ちるのを防ぎ、あたしはまた走り出した。

「はぁ、はぁ、なんで、なんでこんなとこまでついてくんのよ、本当…ついてないなぁ…。」

工事中の柱に上っても、警察官と、ファンの子達が回りを囲む。

「こらー!きみ!降りてきなさーい!」

「きゃー!!スズちゃーん!!」

ため息をこぼし、その場に座り込んだ。あたしはアイドルなんて…

「したかねーんだよー!!!!!」

かれた声を大きく張り上げ、あたしはまた立って走り出した。
目指すのは、あの丘の上まで!!ズリっ

「ふぇ!?きゃぁぁあああああ!!!!」

ポスッ

「お母さん、ルアはルアはお母さんのもとに…うーん…」

「なんだ?このおばさん…重いし…」

しゅっ!
ルアは無意識に腕を振り上げる。それを軽々よける少年

「狂暴だし…、なんなんだこの人」

「あっれー?なにやってんのかな?アランくーん♪」

ゆるふわな美人の女の子がにやにやして近づいてくる。

「…マユミか。いや、このおばさんが降ってきてさぁ、なんなんだよっていってただけだよ。」

「ふぅーん、んん!?この子、あたしとあんたとおんなじ見たいよ?」

「へ?まじかー、じゃ、誘拐ってことで。」

アランとマユミはルアを抱えてある場所へとむかった。
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