鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語

「あ、あのぅ……。
瀬田、なんかごめん……」

こんな格好じゃ、やっぱり恥ずかしい。
少なくともあたしは恥ずかしい。
瀬田だってきっとそう。
何か別の方法を、考えよう。

「え? 万事オッケーだ。
明日、これで出よう」

「はぁぁぁぁ?!」

何でこいつ、こんなに笑顔?
怖い……。
きっと何か、企んでる……。
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