鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
ぴとっ……。

「やぁっ……!」

思わず後ずさる。
何か、冷たいものが腕に触れた。
やだ、気持ち悪い……。

大丈夫、なんだから……。

目を開けて、暗い中凝らしてみると、それは吊るされたこんにゃくだった。

「もうっ!」

何があるのかわからないので、目を開けて進むことにした。
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