鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「今日はね、あたしがドリンク係だったの」
「で、俺がパン係」
「何その役割分担」
ありさはきょとんと、あたしと瀬田を交互に見た。
別に不思議なこと言ってないけど……。
「ありさみたいにお弁当と水筒持参なら、いいんだろうけど。
お昼って購買も自販機もどこも混むでしょ?」
「それぞれ買いに行くと、時間かかんだよ。
で、役割分担。
な?」
「うん。
昨日は逆だったよね」
「へぇ?
意味はわかったけど……。
お金はどうしてるの?」
「で、俺がパン係」
「何その役割分担」
ありさはきょとんと、あたしと瀬田を交互に見た。
別に不思議なこと言ってないけど……。
「ありさみたいにお弁当と水筒持参なら、いいんだろうけど。
お昼って購買も自販機もどこも混むでしょ?」
「それぞれ買いに行くと、時間かかんだよ。
で、役割分担。
な?」
「うん。
昨日は逆だったよね」
「へぇ?
意味はわかったけど……。
お金はどうしてるの?」