鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
ご飯粒を飲み込んだありさは、興味津々、といった風にぐいぐい話しかけてくる。
あれ? 言ったことなかったっけ?

「一日交代でドリンク代とパン代を出し合ってるから、お互い様。
チャラだよな」

ね。と顔を合わせるあたし達を、ありさは面白そうに見ていた。

「も~!
瀬田のせいで、あたしのコロッケバーガーもうない!
ほら、パンもひとつあるでしょ?
分けてよ」
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