鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語

「ほら、座って」

下ろされた椅子に座って、目の前の瀬田を見上げて。
「ありがとう……。
やっぱりこういうの、あたしには無理だよ?
すっごく、恥ずかしかった」

「わかってるよ、頑張ったな?」

頭を撫でられる。
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