鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「だから、先程も言いましたように、うちの嫁は恥ずかしがりなんです。
あんまりいじらないでやってください。
ステージに上がるのもやっとなんですからね?」

瀬田が、そっと手を添えてくれた。
言ってることはむちゃくちゃだけど、一応守ってくれているらしい。

「それは可愛らしい。
新婦の恥じらいってやつですね?
いやぁ、いいですねぇ!」
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