鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「ごめん、お待たせ!
瀬田、着替えておいでよ、今度はあたしが入口でまってるね!」

「おう」

教室に入る瀬田を見送って。
今日は色んなことが、あったな……。
ぼぅっと壁に持たれて考える。

……。
あ、あたし、瀬田の彼女になったんだ?
じゃあ、瀬田はあたしの彼氏なの?

わ、何だか、恥ずかしいなぁ……。
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