鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「ならよかった!
みんなでデザート食べようって!
ほら、行こう?」

「あ、そうだね、行こ行こ!」

あたしは中川さんに続いて、歩く。
その後ろを、何かブツブツ言いながら、瀬田がついて来た。

「さっきちらっと見たけど、すっごいいっぱい種類あったね?
どうしようかな、悩んじゃうね?」

ふふふ、と、あたしの言葉に中川さんが笑う。
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