鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語
「美空、瀬田君、今終わり~?
外まで声、聞こえてるよ、どうしたの?」
と、ひょこっとありさが教室に顔を出した。
「あ、ありさ!
明日も一緒にお昼どう?」
「え~、わたしの疑問は無視で話し進んじゃうの?」
う~ん、とありさは頬に人差し指を当てて、考える素振りを見せたあと、
「明日は遠慮しとく。
仲良く二人でいつも通りに楽しんで?
じゃあね」
と、笑って去っていった。
外まで声、聞こえてるよ、どうしたの?」
と、ひょこっとありさが教室に顔を出した。
「あ、ありさ!
明日も一緒にお昼どう?」
「え~、わたしの疑問は無視で話し進んじゃうの?」
う~ん、とありさは頬に人差し指を当てて、考える素振りを見せたあと、
「明日は遠慮しとく。
仲良く二人でいつも通りに楽しんで?
じゃあね」
と、笑って去っていった。