鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語

中川さんは入口で受付をする係らしい。
あとは、お化け役とか音響係とか続々と決まった。
一つ決まると、次々きまるものだなぁ、と、あたしは黒板にスラスラと書き込まれていく決定事項を眺めていた。

「はいじゃあ、出し物やらなんやら、クラスのことは決まったんでね。
その次、題目4。
とっとと終わらせちゃいますか」
< 68 / 246 >

この作品をシェア

pagetop