何度生まれ変わってもまた君に恋をする
多分、カラコンじゃないと思う。
て事は…………ハーフ?
皆からの痛いほどの視線を浴びる中、王子は突然、私を抱きしめた。
「えっ…………!?」
「「「いやぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!」」」
今日一番の女子の悲鳴が廊下に響く。
「ちょっ、あの………!」
「何だよ」
「何だよじゃなくて………!」
恥ずかしくて顔も見れない。きっと私、今真っ赤っ赤だぁ〜……
「美恋?俺の顔見ろよ」
「…!」
突然、王子に顎をくいっと持ち上げられて、びつわくりする私。
ああ…………眼綺麗だなぁ……………
……………んん?
この眼………どこかで…