何度生まれ変わってもまた君に恋をする
「じゃあ、明日からは6人だね」
賑やかになりそうっ!
結ちゃんの彼氏さんだし、面白いんだろうなぁ。
そんなことを考えながら3人で教室に戻っていると。
「あのー………星野、さん。」
「はい?」
突然、声をかけられた。
「ちょっと、いいですか…?」
「あ、はい!大丈夫ですよ!」
にこっと微笑むと、男の子は顔を真っ赤にしながら、私を空き教室に案内した。
「あのー…?」
「ぼ、僕、星野さんに、ひ、ひひひ一目惚れしました…っ!」
「え、ええええええ!?」
「お付き合い、していただけませんか…?」
「わ、私と!?」