何度生まれ変わってもまた君に恋をする
親の都合で、転校しまくってた幼い頃。
小5〜小6の時に転校した小学校に、そいつはいた。
『隣、よろしくね?
私、星野 美恋っていうの!』
『……………岸本…流星』
『流星君…………りゅーくん!
りゅーくんって呼んでもいいかな!?』
『………好きにすれば』
これが、俺と美恋の出会いだった。
そこから親友になるまでに時間はかからなかった。
それと同時に、俺の初恋の相手になることも……………
今思えば、あの頃から俺は惚れていたんだ。
キラキラ輝く、彼女の笑顔に。
美恋…………
お前に会いたくて。お前が愛しくて。俺は…………
いけね、時間やべぇ!