格差恋愛
「正直、昨日のお食事会どう思います??」
お昼休みみんなで食事をしているとき、話を切り出したのは西城利華
「そうね、確かにみなさんお家柄はよさそうだったけど話がつまらなかったわ。食事もいまいちだったわね。」
日替わりランチの神戸牛のステーキをナイフで切りながら残念そうに話すのは花園すずか
「で、陽菜はどうだったの??」
突き刺さる二人の目線
「みなさんとてもいい人に感じたけど、、、。誠実で、優しくて、、、」
そう困りながら首を傾げたのは私、西園寺陽菜
そんな私を見て二人はため息をつく
「も~!!陽菜は甘いのよ!!優しすぎる!!性格良すぎる!!」と、利華
「まあ、そんなところが陽菜はいいのよね?」と、すずか
私は二人に頭を撫でられながらまた困った顔をする
「そんなことないよ!!ホントのことだもん。とてもいい人だったし、楽しかったわ。」
そう笑顔を見せると二人は困った顔をして微笑んだ