格差恋愛
すずかの言うとおり
この感情はただの友達としての感情なのかもしれない
今まで恋なんてしたことがないからこれが恋なんて自分ではわからない
私は外を眺めながら考えた
でもとにかく
碧維君のことがもっと知りたいって思ったのは事実で
また会いたいってあの日からずっと思っている
帰りの車の中でも思わず碧維君の姿を探してしまう
碧維君は私のこと考えてくれてるかな?って何故か不安になることもある
まだ知り合い程度の私のことなんて考えているわけないのに
でも私の筆箱を見るたびにもしかしたら思い出してくれてるかもしれない
なんて期待している自分もいる
自分の考えていることが自分でもわからない
答えは何が正しいなんてわからない
それは自分の気持ちの中にあるんだから