格差恋愛


「やっぱ黒がいいかな…でもあいつは…可愛い感じのほうが好みかしら…」





何やらぶつぶつと呟きながら鏡の前で合わせながら悩んでいる利華





「利華どうしたの??あいつ??って??」





私は首を傾げて利華のことを見ると利華は顔を赤くして首を振った





「な、何でもないわ!!ただの独り言だから!!」





「そういえば、ちゃんと水着の上にパーカーとか羽織らなくちゃだめよ陽菜!!」




急に思い出したように私を見るすずか





「あぁ、うん!!日焼けしちゃうもんね??」









「もしかしたらいやらしい目で見てる人もいるかもしれないんだから!!」





そんなすずかの言葉に眉を潜めた





「すずかの別荘のプライベートビーチだから他の人はいないわよね??」







そう私が言うとすずかは目を反らし、
「あ、そうだった…あはは、私ったら何言ってるんだろう」
と誤魔化された






私は二人を不思議に思いながらも、欲しい水着を何着か選んだ





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