RPG伝説
ノア side.


魔族の気配を頼りに走って行くと今朝私が起きてすぐ行った泉にたどり着いた


『キ…ャー…!』

『マゾ…クだ!マ…ゾクが…!』


妖精達は魔族の攻撃から必死で逃げている
妖精は高位の妖精しか自分自身で攻撃できないのだ
天使のソラはきっと森でまだ迷っている
つまり、妖精達を助けるには私が戦うしかない


「みんな、下がって」

『!ワカッ。タ、ノア気を…ツけて…」


手に力をためる
これは昔勇者として習った事


「ノアちゃん…!!!」


ソラが来るのは意外と速かった
まぁ、でも見てもらっとこう
私の…勇者の戦いを


「聖剣エメトリス…」

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