全ての愛を贈る


「うわ……ご、ごめ――」


町田くんが私を引き寄せる

すぽっと腕に包まれた


な、なななななにこれ

昨日の夜みたいに顔が熱い


反射的にパッと離れてしまった


「光希〜~!!!」


その時、後ろから懐中電灯の光


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