四季の恋 ~春の始まり~
友達
数日がたった
今日も補習……
ナツキは用事があるから今日は休ませてくれと
先生にめちゃくちゃお願いしてた
そんなに頼まなきゃいけないほど
大事な用事だったのか
どんな用事だろ
ナツキと紅葉さんが仲良くなってからは
いつも
私と
ナツキと
紅葉さん
の3人で補習を受けていた。
ナツキがいない時に限って
一緒に補習受けないのもおかしいよなぁ
とは思っていても
まだ2人きりで話したことがなかったから
2人で一緒に補習受けても気まずいよなぁ
うーん…どうしよう…
本人に直接聞いたら気使わせちゃうよね
「あれ?
桜坂さんすわらないの?」
突然名前を呼ばれて驚いていると
紅葉さんが手招きしてる
慌てて紅葉さんのところに行くと
「いやー
前から桜坂さんと話してみたかったんだよね~」
えっ
「いっつもナツキ君が桜坂さんのこと言ってるからさ~
私も、もっと知りたいよぉ~
いつかはナツキ君が知らない桜坂さんの1面を見抜いてやる~」
えっ
えっ
えっ!?
「ど、ど、どういうこと!?」
「あははっ
桜坂さん動揺しすぎ~
しかも何に対する疑問かわかんないし~
あははっ」
紅葉さんは笑い続けてる
「わ、笑いすぎだよ……」
「あっごめん、ごめん
気、悪くしちゃったかな?」
「ううん
なんでそんなに面白かったのかなって」
「なんでって
私がおいでよって誘った時は
ビックリしてて
私が話したかったんだって言った時は
もっとビックリした顔で
ナツキ君の話をした時は
顔が真っ赤になってすっごく嬉しそうで
表情が変わりすぎてたんだもの!」
えっ私そんなにわかりやすかったかな
たしかにナツキが私の話をしたって聞いた時はすっごくすっごく嬉しかったけど
そんなにわかりやすく表情に出てたかな
たしかに嬉しかったけど
今日も補習……
ナツキは用事があるから今日は休ませてくれと
先生にめちゃくちゃお願いしてた
そんなに頼まなきゃいけないほど
大事な用事だったのか
どんな用事だろ
ナツキと紅葉さんが仲良くなってからは
いつも
私と
ナツキと
紅葉さん
の3人で補習を受けていた。
ナツキがいない時に限って
一緒に補習受けないのもおかしいよなぁ
とは思っていても
まだ2人きりで話したことがなかったから
2人で一緒に補習受けても気まずいよなぁ
うーん…どうしよう…
本人に直接聞いたら気使わせちゃうよね
「あれ?
桜坂さんすわらないの?」
突然名前を呼ばれて驚いていると
紅葉さんが手招きしてる
慌てて紅葉さんのところに行くと
「いやー
前から桜坂さんと話してみたかったんだよね~」
えっ
「いっつもナツキ君が桜坂さんのこと言ってるからさ~
私も、もっと知りたいよぉ~
いつかはナツキ君が知らない桜坂さんの1面を見抜いてやる~」
えっ
えっ
えっ!?
「ど、ど、どういうこと!?」
「あははっ
桜坂さん動揺しすぎ~
しかも何に対する疑問かわかんないし~
あははっ」
紅葉さんは笑い続けてる
「わ、笑いすぎだよ……」
「あっごめん、ごめん
気、悪くしちゃったかな?」
「ううん
なんでそんなに面白かったのかなって」
「なんでって
私がおいでよって誘った時は
ビックリしてて
私が話したかったんだって言った時は
もっとビックリした顔で
ナツキ君の話をした時は
顔が真っ赤になってすっごく嬉しそうで
表情が変わりすぎてたんだもの!」
えっ私そんなにわかりやすかったかな
たしかにナツキが私の話をしたって聞いた時はすっごくすっごく嬉しかったけど
そんなにわかりやすく表情に出てたかな
たしかに嬉しかったけど