冬になる少し手前

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四月一日、天気は晴れ。私は社会人へとなりました。
小さな会社で、少々年配の方が多く、男性が多い会社です。
少しでもはやく仕事も覚えたいし、仲良くなりたいと必死な半年間。みんないい人ばかりで多少癖のある方もいましたが、人間関係は好況でした。ふと、いつも思うのが、なぜ、学生時代は人と話すのに緊張してたのだろうと不思議でした。
飲み会を開いたり、定時後みんなで遊んだり、凄く楽しくて社会人もいいものだなって思った矢先の出来事、社会人もいいものだってそんなの違う、甘く見てた自分を後悔した。
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