幼なじみ≒恋人
「気付いたら春斗寝てるんだもん。そんなとこで寝てたら風邪ひいちゃうよ」
「梨杞が手伝わせてくれないし、構ってくれないからふて寝したんだよ!!」
「ごめんね。これを作ってたんだけど作ってるとこあんま見られたくなくて;;」
テーブルの上にあったのはー…
「ケ…ケーキ!?」
他にもいろんなものが机の上に並べられてた
「今日は春斗の誕生日だよ!!もしかして…忘れてた??」
「あぁ…忘れてた;;」
「やっぱり。そうだと思った」
「あっ、もしかして今日学校で『何の日かわかる』って聞いたのって…」
「誕生日だってこと知ってるか聞いてみただけだよ??」
なんだぁー…
もっと大事な日かと思って焦ったのに;;
「冷めないうちに早く食べよう☆」
「おうッ♪♪」
俺の好きものばかりで何から手を付けるか悩むなぁ〜…
どれを食べるか決めて箸を口に運んだ
そんな俺の動きを梨杞はじぃッーっと見てた
「お…美味しい??」
「めっちゃ旨いょ☆」
「よかったぁ〜」
俺が『旨い』って言った後の梨杞の笑顔は最高に可愛いんだよなぁ〜
安心したのか梨杞も食べ始めた