幼なじみ≒恋人


リビングでしばらくテレビを見てたけどちっともおもしろくねーんだよ。


梨杞おきねぇーかな?
あんな幸せそうな顔して寝てるのを無理矢理起こすわけにはいかないし。

あのシャツは許せないけど。



はぁー・・・・・


そういえば腹減ったかも。


時計を見ると既にお昼を過ぎていた


「なんか食べるものあんのかな?」


キッチンに行って冷蔵庫を開けると


「んー・・・これだけあれば作れるか」


そういえば昨日大量に買い物したんだったな。

必要な材料を冷蔵庫から出して早速料理開始だ!





「あれ?卵が・・・ない?」


まぁ、無くても困らないけど・・・どうすっかな?

二階に視線を向け、梨杞の様子を見に行くとまだまだぐっすり眠っていた。
いまだにシャツを握り締めてるのが気にいらねーけど。


この様子だと当分起きそうも無いな。


財布を持って静かに部屋を出ると、卵を買いにコンビにへ向かった。




卵を買いに行ったんだけど

手に持ってる袋には卵以外のものが入っている。


「買いすぎたか?」



キッチンで袋から卵を出していると



ガタン・・・





今の音・・・二階からだよな?

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