夢が繋げた未来~何度倒れても諦めないで~
連れてこられたのは女子更衣室だった。
三井先生は私を椅子に座らせると私の顔を覗き込んでいた。
「な……何ですか?」
「お前って男に免疫ないのか?
お姫様抱っこでこんなに紅くなるなんて」
呆れた様に肩をすくめる三井先生にカァッーと顔が熱くなった。
「ますます紅くなってきた……。
本当にガキだな……」
馬鹿にした様に笑う三井先生。
でも少しだけ嬉しそうにも見えた。
「お前だけだよ。
俺を外見で判断せずにただの良きコーチとして見てたのは」
「え?」
「お前は俺の事を1度でも好きになったか?」
「……コーチとしては大好きでした」
でも男の人としては好きになった事はない。
そう言えば三井先生は優しく笑った。
「お前のそういう所嫌いじゃないぜ」
「はい?」
「人を傷つけない様にわざと“嫌い”という言葉を使わない所」
三井先生の言っている意味が分からなかった。
私は思った事を言っただけだ。
三井先生は私を椅子に座らせると私の顔を覗き込んでいた。
「な……何ですか?」
「お前って男に免疫ないのか?
お姫様抱っこでこんなに紅くなるなんて」
呆れた様に肩をすくめる三井先生にカァッーと顔が熱くなった。
「ますます紅くなってきた……。
本当にガキだな……」
馬鹿にした様に笑う三井先生。
でも少しだけ嬉しそうにも見えた。
「お前だけだよ。
俺を外見で判断せずにただの良きコーチとして見てたのは」
「え?」
「お前は俺の事を1度でも好きになったか?」
「……コーチとしては大好きでした」
でも男の人としては好きになった事はない。
そう言えば三井先生は優しく笑った。
「お前のそういう所嫌いじゃないぜ」
「はい?」
「人を傷つけない様にわざと“嫌い”という言葉を使わない所」
三井先生の言っている意味が分からなかった。
私は思った事を言っただけだ。